金属管工事 第二種電気工事士 筆記試験対策
公開日:
:
最終更新日:2014/04/14
施工方法
電線管の種類
- 薄鋼電線管・・・外形寸法に近い奇数で表す。1本の長さは3.66[m]
- ねじなし電線管・・・外形寸法に近い奇数で表し、数値の前にEをつける。
- 厚鋼電線管・・・
コンクリートに埋め込むのは1.2mm以上
配管
- 金属管相互の接続は必ずカップリングにより行い、電気的に完全に接続する
- さび、または腐食の生ずる恐れのある部分は、塗装その他で保護する
- 接続点の電気抵抗を少なくするためん、接続部を越えてボンド接続を施す
- 湿気の多い場所、水気のある場所に施設する場合は防湿装置を施す
- コンクリート埋め込み配管は、管相互の間隔は3cm以上とし、スラブにはその厚さの1/3位上の太い管を埋め込まない
- 支持間隔は2m以下を推奨
- 金属管の曲げ半径は内径の6倍以上
- 管の端口にはブッシングを使用する(電線の損傷防止)
- 電線管の中では電線接続は禁止
- 電線は絶縁電線を使用
設置工事
対象 | 使用 電圧 |
設置工事の種類 | 省略条件 |
金属管 | 300V以下 | D種接地工事 | 全長が8m以下の金属管を乾燥した場所または人が容易に触れるおそれのない場所に施設する場合(対地電圧150V以下) 全長が4m以下の金属を乾燥した場所に施設する場合(対地電圧300V超える) |
300Vを超える | C種設置工事 | D種接地工事に緩和 人が触れるおそれがないように施設する場合 |
金属管工事に使用される工具
切断に用いる | パイプカッタ、金切りのこぎり、パイプバイス |
曲げるのに用いる | バイプベンダ、油圧式パイプベンダ |
ねじ切りに用いる工具 | リード形ねじ切り器、オスタ形なじ切り器、丸駒形ねじ切り器、パイプバイス |
面取りに用いる | クリックボール、ヤスリ、リーマ |
接続に用いる | パイプレンチ、スパナ、ウォーターポンププライヤー、チェーン式パイプレンチ |
鋼板に穴をあける | ホルソ、ノックアウトパンチャ、電気ドリル |
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