第二種電気工事士の実技試験対策 基本作業(単極スイッチの取り付け方)
ケーブルの外装をむく
外装を剥く際も時間短縮のため、
スケールは使いません。
だいたい、手を軽く握った時の幅の長さで良いです。
電気工事の作業では、正確な長さが必要でないことが多い。
左手で印をつける。
長さは大まかでよいです。理想は10cmですが、8~10cmであれば特に問題ありません。
VVFケーブルの横に切込みを入れます。このとき外装を最後まで切らないようにしましょう。
外装を剥ぎ取ります。
写真のように外装が最後まで切れてなくて少し力を入れないと向けないのが理想です。
軽く向けたら被覆を確認し、芯線が見えていないかチェックしましょう。
芯線が見えたら重大欠陥となりますので慎重に。
外装の横の切り込みも、同様に最後まで切れていない。
ケーブルの被覆をむく
次に被覆を剥きます。
スイッチにはゲージがありますので、ゲージに合わせて剥きます。
ゲージの長さはメーカーや型番によって異なります。10~12mmが多い。
少しくらい(2mmくらい)短くても抜けることはありません。
逆に長いと芯線が見えて重大欠陥となりますので、
長すぎに注意しましょう。
慣れてくると、どのメーカ・型番でもゲージ無しでできます。
初めのうちは外装を剥いた後、ゲージで確認します。
線を差し込む
このように、電線を差し込んで芯線が見えなければOKです。
このように、芯線が見えていたら重大欠陥となります。
押し込んでみて、それでも芯線が見えたら抜いてから芯線を短くしましょう。
連用取付枠に取り付ける場合は、先に連用取付枠にスイッチを取り付けた後に、電線を挿入したほうがやりやすいです。
連用取付枠からスイッチが外れないか、ガタつかないか指で軽く押してます。
電線を挿入します。
芯線が見えていないか確認します。
完成く
これで完成です。
スイッチの取り付け作業は必ず出題されます。何度も繰り返えせば問題ないでしょう。
最後に次のことを確認します。
- 芯線が見えていないか
- 連用取付枠からスイッチが外れないか、ゆるみはないか
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