電圧・電流・電力の測定方法 ~第二種電気工事士筆記試験対策~
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最終更新日:2014/04/14
検査方法
電圧・電流の測定
簡単なのですべて覚える。
1.電圧の測定方法
電圧の測定方法は電圧計を負荷に並列に電圧計を接続する。図1
図1 電圧計の結線方法
2.電流の測定方法
電流の測定方法は 電流計を負荷と直列に接続する。図2
図2 電流計の結線方法
3.電圧と電流の測定
電圧と電流を同時に測定する場合は図3と図4の二通りある。
図3だと、電圧に誤差が現れる。図4だと、電流に誤差が現れる。負荷に遠いほうが誤差がでる。
微妙に使い分ける必要がある。電圧計の内部抵抗は大きく、電流計の内部抵抗は小さい。
誤差を小さくするように次のように使い分ける。
負荷の抵抗が大きい時は図3の方法で測定する。
負荷の抵抗が小さい時は図4の方法で測定する。
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図3 電圧・電流の測定 | 図4 電圧・電流の測定 |
電力の測定
1.単相電力の測定
電力計は内部で電圧と電流さらに電圧と電流の位相を測定している。
端子は3つあり、図5のように接続すると覚える。
図5 単相電力の測定
三相電力の測定
三相電力を測定する方ほとして三相電力計を1台で測定する方法と
単相電力計を2台で測定する方法がある。
出題はすべて単相電力計を2台で測定する方法だけである。
単相電力計2台の測定方法を説明する。
単相電力をA相とC相に接続し、共通端子をB相に接続する。
図6 三相電力の測定
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