単相3線式の電圧降下(配電理論)
単相3線式の電圧降下
一番上の抵抗に流れる電流は、電流
と
との和なので、
同様に、一番下の抵抗に流れる電流は、電流
と
との和なので、
、
次に、中央接地線の抵抗を流れる電流は、電流
と
の電流の流れる向きが逆なので両電流の差となるなので、
となります。
この接地線の電流の求め方が大切です。
が流れている負荷に加わる電圧を
、
が流れている負荷に加わる電圧を
とすると、
で、求められる。
解)線路抵抗に流れる電流をそれぞれ上から
I_{1}=5+5=10[A][\latex]
I_{3}=5+5=10[A][\latex]
となる。
したがって、100[V]負荷を上から負荷A、負荷Bとすると、
負荷Aの電圧は
同様に、負荷Bの端子電圧は
となる。
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